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2020/12/02

こんにちは。

ベリー・ベリー・ヤミーの農園主です。

この頃、ブルーベリー観光農園をやってみたいとの問い合わせが増えてきているので、、

なるまでの簡単な道のりを少しアップしてみようかと。

皆さん農家って簡単になれるって思ってますよね?

私も思ってました。

こんだけ耕作放棄地が多いのだだから、農家になりますって県にでも言えばすぐに

なれると思っておりました。

この考えが甘かった。

親が農家の方は簡単に農家になれます。親の農地を活用すれば良いのだから。

しかし親が農家ではない方は大変ですよ。

県に農家になりたいと言いに行ったら、まず「親は農家ですか」と聞かれ違うと答えると

次に「農地は持ってますか?」って聞かれます。

「持ってないです」。。。

「農地が確保できてからまた相談に来てください」と言われそこで、お・し・ま・い。

そこからが大変。

農地を斡旋してくださいと相談しても、斡旋はしておりませんと回答されますからね。

市役所・県庁・農協、どこも斡旋してくれませんでした。

では、どうするのか?

市役所の中に農業委員という所があります。そこに相談してみてください。

良い相談員に巡り合えると、いろいろと一緒に探してくれますよ。

私も、3か所ほど耕作放棄地を紹介して頂けましたが、すべて断られてしまいました。

なぜなら地権者が1人ではなかった農地だったのが原因ですね。

1人でもその中の地権者が嫌と言えば終了です。

前提として、農家になるには50a以上の農地が必要との縛りがあります。

ブルーベリー観光農園の場合、飛び地での農地ではダメなのでそれが原因でもありました。

50aの農地を1人の地権者でなおかつ、一か所の耕作放棄地はなかなかありません。

そこからは、1人で探しました。

サラリーマンでしたから、休みの日に農業法人や農業高校、農家レストラン等に

相談に行きました。

最終的には約8か月かかって、今の農地を見つけることが出来ました。

運命的な出会いと言っても良いと思います。

1人で農地を探していると、耕作放棄地が。

あ~こんなところで農園が出来ればな~と思って、歩いている人に思わず、

「すいません、すごい素敵な場所ですね~。農家になりたいと思っているのですが、

ここの地権者さん知ってますか?」って声をかけてしまいました。

あら不思議、その地権者の親戚の方でした。

そこからは、とんとん拍子で農地を確保することが出来ました。

地権者さんが元農業委員だったのもラッキーでした。

農家になるにはまず、農地。

農地を見つける目途がたったら次のステップに。

農家になってからは、いろいろと周りの農家さんに声をかけられます。

「農地欲しくない?」って

実績が付くと、簡単に見つかるのかな?

ここで農園を作ってみたいと思った場所があるのなら、

そこの地権者を見つけ、直談判するのも一つの方法かもしれませんよ。

次回は、お金の確保と経験について。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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